#番外編【初めての海外留学 アメリカ編】6回の引越しを経て、個人的に土地を比較!
【個人的な住み心地の感想】
①サンタアナ
◉魅力
- 治安が良い
- 日系のスーパーが近くにある
- 海まで近い
◉欠点
- LAダウンタウンまで距離がある
- 車がないと不便
- みんなが集まるような練習場所が少ない
オレンジカウンティというロサンゼルスから南に位置する郡があるのですが、その中の1区域。ディズニーランドが近くにあることも有名ですが、語学学校がいくつか存在するのでオレンジカウンティ は留学先としてはかなり良い場所かと思います。
日系のスーパーマーケットも近くにあるので日本食が恋しくなってもすぐに手に入りますし、フードコートにもうどん屋さんがあり、普段家で揚げ物するのは難しくてもここで食べることができます。
オレンジカウンティ付近に住む場合は、車を持っていると幅が広がります。
ダウンタウンの方へは、車で約1時間程、以前紹介したHuntington beachまでは20分前後で着くので休日は海に行ってサーフィンを楽しむことも出来ますよ。
最初住むことになった家のオーナーは、日本人のプロサーファーの人でガレージでボードを作ったりしていました。
興味があるなら連れて行ってあげると言われていたのにその頃はダンスに夢中で時間をとることができなかったのが後悔です、、、
生活することには一切困らないですし語学学校もいくつかある上に街は綺麗で文句なしの快適な生活が送ることができるかと思いますが、自分は目的がダンスだったので結局練習のためにロングビーチまで行ったり、イベントはダウンタウンの方が多かったので遠いな、と思っていました。
②ロングビーチ
◉魅力
- 程よいローカル感
◉欠点
- 治安があまり良くない
飲酒運転で捕まって以来、通っていた学校があるロングビーチの方に移りました。
最初は、学校の寮(無断で)、その次は一緒にアメリカへきた友人が学校の近くでサウジアラビアの人たちとルームシェアしていて、サウジのメンバーが国に一時帰国しているときに1週間ほどお世話になりました。
この頃は、自業自得ですが、お金も希望もなくしてどん底だったので唯一友達と一緒に遊んでいることだけが楽しかった時期でした。
ロングビーチの土地柄は、海側は閑静な住宅街で綺麗ではありますが、内側の方は治安は良くないと言えます、、、
ダウンタウンの方は危険と言われていて、渡米して最初の方にLAダウンタウンへ行こうとドライブして辿り着いたのがロングビーチのダウンタウンでした。
なんとなくですが、危険な感じが漂っていました。後から聞いてもあまり行くことをお勧めされませんでした。
とは言いつつも、E 4th streetの古着屋通りだったり、Seal Beachが近くにあったりLAダウンタウンとは違うローカルも味わえたしダウンタウンまでは30分ほどでどこへ行くにもわりと調子の良い場所でした。
③ダウンタウン(東側)
◉魅力
- ダウンタウンに近い
- 安い宿がある
- 近くに野外の練習場所がある
◉欠点
- 治安が悪い
ロングビーチの学校が終わり、学生VISAをキープすることと車を使わない生活をするためにダウンタウンの方での生活に切り替えることにしました。
以前の学校で仲良くしてた人とも別れ、悲しみもありましたが同じだけ新しい環境に行く楽しみもありました。
家賃を抑えるために都市から離れていたのに、ダウンタウンは高くないの?と思う人も当然いると思います。
実際お金がないのも事実だったので、いろいろ探して辿り着いたのがバックパッカーが寝泊まりする宿でした。
Soto Stationから歩いて3分くらいにある”お富さん”というジャパニーズレストランがあるのですが、そこのオーナーが経営している”はまだ宿”という所を発見しました。
今はあるのかどうかわからないのですが、白飯食い放題の1ヶ月550ドルという安さでダウンタウンまで自転車で20、30分電車で15分という交通便の良さでした。
しかしながら、ダウンタウンに近いから綺麗なのかなって思うかもしれないのですが、そんなことはありませんでした。
大きなビルが立ち並ぶ街を道路一本挟むだけでブルーシートが立ち並ぶ路上生活者だらけの街に変わるのがアメリカで日本だとあまり考えられないような差が目で見ることができます。
その宿の周りの地域は、飛び交う言語はスペイン語が多く、メキシコなどからの移民が多い地域でした。夜は絶対に出歩かない方がいいというほど治安はあまり良くなかったです。
自分は、最初自転車でここの地域から約15分ほどで着くリトル東京に働きに通っていました。
勤務時間が19-26で帰りは夜が深まった時間にチャリで帰っていたので毎日心臓ばくばくで帰っていました。
歩いている人全員が銃を持っていると思い込んでチャリに乗っていたので、最悪手足は打たれてもいいので頭だけは隠そうと思って頭をなるべく隠しながら全力で漕いでいました。
周りから見たら多分自分の方がやばい人だと今思いました。
前回の記事で、練習場所についての記事を書きました。
その時は触れなかったのですが、ダウンタウンの方へ自転車で向かう途中(約10分)にある”マリアチプラザ”という野外の練習場所があります。
自分が行った時期は誰もいなかったので記事では触れなかったのですが、ここもまた現地の人たちは練習している人が多いみたいです。
1人の時に撮影した写真です。寂しかったんですが記念に撮りました。
④ダウンタウン(コリア・タウン)
◉魅力
- 日本人が好きな食べ物が豊富
- 出会える人の数が増える
- 車がなくても生活できる
- 練習場所が豊富
◉欠点
- 車が停めづらい
バックパッカーの宿で3ヶ月程度過ごしていると、閑散期は管理人と2人きりの時もあれば旅行シーズンになるとバックパッカーの人たちでパンパンの宿泊施設になることもありました。
カーテン1枚仕切りで、そんな生活をしていると徐々にストレスが溜まっていきそろそろ出ていきたいなと思い始めてきました。
もちろん、バックパッカーの人ってめちゃくちゃいろんな人がいて、日本である会社の社長だった人がアメリカに逃げてきた人とか治験と言われる医療薬の実験をされる仕事でお金を作って旅を続けている人たちと会話するのはかなり楽しかったのですが、3ヶ月もすると流石にキツくなってきました、、、
その頃ちょうどコリア・タウンに住むダンスをやっていた先輩の家に空きが出たということで、そこにタイミング良くお邪魔することができました。
その友人は、韓国人ですが日本語も上手でかなりお世話になりました。
流石にずっとお世話になるわけもいかないので、以前通っていた語学学校の友達がダウンタウンの方へ来ることになっていたので、その友人とコリア・タウンで家を借りてルームシェアすることを考えていたので、その韓国人の先輩に韓国人のサイトでコリア・タウンの物件を探すのを手伝ってもらいました。
それから約1ヶ月ほどで新しい家が決まり、新しい語学学校まで歩いて10分前後の場所で見つかりました。
今まで語学学校まで家から遠かったので、学校へは近い方がいいなと感じました。
コリア・タウンは名前の通り、韓国人が多く住む街で街の至る所に韓国料理屋が存在しました。
ご飯も日本人が好きなものばかりですし、コリアンマーケットでは日本のスーパーに品揃えが似ているので、わざわざ日系のスーパーに行かなくてもほとんど手に入ります。
あとは、地下鉄が通っているので車を使わなくても生活ができるのが魅力です。
都市には様々なコミュニティがあるので、例えばMeet upのようにカフェで英会話の練習をするコミュニティがあったりするので移動もしやすく出逢える幅も広がります。
治安は周りの人が言うには良くないらしいのですが、住んでみてあまり悪くはなかったです。
車に関しては、持っている人や買おうと思っている人向けですが都市部はかなり人が密集していることもあって駐車する場所を探すのが困難です。
家によっては、駐車場を幾らかで貸し出しをしています。
新しい家には駐車場があったので月の家賃とは別で月50ドル払っていました。
コリア・タウンの魅力的なところは、基本的に23時以降に飲食店がやっていることが珍しいのですが夜遅くまでやっている飲食店があるんです。
自分はよく家の近くの韓国料理屋さん巡りをして美味しいお店を探していました。
"Hodori"というお店があるんですが、そこのスンドゥブチゲはかなり美味しかったです。
1001 Vermont Ave #101, Los Angeles, CA 90006 アメリカ合衆国
海鮮の味が染み込んでいて辛さも苦手な自分でも美味しかったのでよく言っていました。
セットで12ドルくらいで、プルコギや他の肉料理も美味しいので何回も通っていました。
御通しも豊富で、ボリュームもあって、夜遅くまでやっているのでぜひ行ってみて欲しいです。
◉最後に
本当なら引っ越す予定なんてしていなかったのに最終的には6回も引越しをしていました。
単純計算で2ヶ月に一回引っ越すことになるので、引っ越す度に荷物がバックパッカー並みに少なくなっていました。
いろんな土地で滞在しているうちにその土地の良さだったり幅広く経験できたのでよかったなと今では思えます!
せっかく長く滞在するのであれば一つの土地だけでなく最低二つの地域で生活してみることを個人的にお勧めします。
1年って短いようで長いし、終わってみればその逆とも感じます。
今の自分が考えるプランだったら、
半年はダウンタウンで車を使わずに働いてお金をを貯めながら過ごして、残り半年は貯めたお金で車を買って海の近くで生活するっていう選択をすると思います。